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SONYのカメラDSC-WX350を買った [カメラ]

 いままで使っていたカメラ(注1)が、だいぶイカれて来たので、7月の末に新しいのを買った。このことを書いておかないといけないと思いつつ、ついつい書きそびれてしまった。

 イカれて来たというのは次の2つ。
1)動画が撮れなくなった
 動画をスタートしても、1秒くらいで切れてしまうようになった。原因は全く不明。動画を撮る頻度が低いのでなんとか持ちこたえて来たが、やっぱりこの機能は生きてないと何かと困る。
2)オートフォーカスのピントが甘くなった
 たぶんプログラムは正常に働いていて、そこに合わせようとしているのに、機構のガタが出来てしまって微妙にズレてきたのかもしれない。以前のようなシャープな写真が撮れなくなった。

 ・・・ということで全くダメになったわけではないけれども、これはもう第一線からは退くしかない。そこで新しく買ったのが、SONYのDSC-WX350 というカメラ。
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 全部の機能を試してはいないが、とりあえず現時点ですごいと思ったことが2つある。

1)マクロとズームの凄さ
 このカメラ、マクロというボタンがない。最近のカメラってみんなそうなんだろうか。以前使っていたカメラは接近させてマクロ撮影をするときは、マクロの機能選択をする必要があった。でも説明書を読んでもマクロ撮影というページがない。実際にものに接近して撮影すると自動でマクロ撮影に切り替わる。しかもズームが光学20倍。これがどのくらい凄いことかというと、標準レンズ50mmと望遠レンズ1000mmがこんな小さなカメラ1台で兼用できるということになる。これを使うとこんな写真が撮れる。
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 この写真は、木曽駒ヶ岳の山頂のお社の裏にいたアゲハ蝶。こんな写真は以前だったら素人には撮れなかった。なぜかというと接近すれば飛んで逃げてしまうから。でもこの写真は3メートルくらい離れたところから撮っている。コンパクトカメラで三脚なし。それでこの解像度は驚異的である。


2)パノラマ撮影モードの凄さ
 少し前の記憶では、何枚かの連続した写真を撮ってソフトウエア的な処理をするとパノラマ写真になるというのは知っていた。グーグルの機能にそういうのがあった。でも近頃はその機能をカメラが持っていて、撮影と同時にこの処理をやってのける。CPUのスピードが上がったおかげで出来るようになったのだろう。下の写真は、木曽駒ヶ岳の記事に載せたものと同一のもので、檜尾岳付近から木曽駒ヶ岳方面を振り返って撮ったもの。
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 まあそんなわけで、技術革新には驚くばかりだが、悲しいこともある。僕はカメラでは元々ペンタックスのファンだった。でも最近の技術革新の波に飲まれてリコーの傘下に入ってしまった。そのリコーだって、カメラのラインナップはかなり縮小している。老舗としてニコンやキャノンやオリンパスは頑張っているが、何しろ世の中は携帯電話に内蔵されたカメラで撮影するのが主流になっている。まさかこんな風になるとは思ってもみなかった。

 長く生きていると、業界のこんな栄枯盛衰を目の当たりにするものなんだなあ、と痛感する。フィルムカメラからデジタルカメラに変わって便利になったことはたくさんあって、それは喜ぶべきことなのだが、かつて自分が好きだったものが消えていくのを見るのは、なんとも言えず寂しいものだ。ああ諸行無常。

***
(注1)いままで使っていたのは、リコーのCX5というもので、買ったのは2011年だから7年使ったことになる。記事URLは下記。
https://shonankit.blog.so-net.ne.jp/2011-10-25

(蛇足)「ヨドバシカメラ」とか「ビックカメラ」なんていう家電量販店の名称も、そのうち時代が変わると、昔を知らない若い人から「なんでカメラって言葉が名前についてるんだろうね?」「昔はカメラ屋さんだったらしいよ」「へえ~~。カメラ屋さんなんて有ったんだぁ」なんて言われるようになって、社名を見直すときがくるのかも知れない。

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リコーCX5 [カメラ]

 今年の2月に愛機CX3の液晶を不注意で割って壊してしまったことを書いた。その後しばらく、コンパクトデジカメを持たない時期があった。持たずに過ごせるのは、他にもカメラを持っているからだが、山登りに持って行くカメラとしては、過去に使ったものの中ではCX3が最高だったと思っている。だから登山シーズンに合わせていずれ買う必要があった。

 今年の夏山の最初は梅雨明け7月15日の仙丈ヶ岳だった。よってぎりぎりの7月12日、CX3の後継機種のCX5を買った。そのことを、このブログに書くのをすっかり忘れていたので、ここで書いておくことにした。

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 CX5がどんなカメラかというと、基本的にCX3とほとんど同じである。ただし、オートフォーカスのスピードが速くなっているようなので、動くものを撮るときは有利かもしれない。山に行って自然を撮っているときにこれを実感するのは、虫を撮るとき。フォーカスが速くて、しかもマクロが1cmまで接近できるのは、非常に都合がよい。興味のある方は、下記URLの虫の写真を参照。一眼レフのマクロレンズならこのくらい普通だと思うが、コンパクトカメラでは、相当良い出来ではないだろうか。
http://shonankit.blog.so-net.ne.jp/2011-07-31-1

 正直言ってCX5を使った全体的な印象は、CX3を初めて使ったときほどインパクトの強いものではなかった。それはCX3の完成度が高かったからに他ならないので、別に不満は感じていない。それよりも、購入時に何よりも重要視したのは、「素性の知れていること」だった。と言うのは、カメラには、カタログだけでは読み取れない、使ってみないとわからない部分があるからである。CX3の後継機種ならば、同等の写真が撮れることはほぼ確実である。だから他のメーカー、他の機種にしようかという迷いはほとんどなかった。

 僕は、人から「コンパクトデジカメを買おうと思っているんだけど何がいいと思う?」と相談されたときは、「自分が使ったことのあるものしか勧められないけど」と前置きし、「デザインは悪いけど、いい写真が撮りたいならリコーのCXは自信を持って勧められるよ」と答えることにしている。

 ちなみに、このアドバイスをした相手は3人いるが、残念ながら、それに従ってCXを買った人は、まだ一人もいない。デザインが悪い、重い、大きい、値段が高い、ということが購買意欲を削いでしまうらしい。ただしリコーは、そういうことを承知の上で、こういう機種を売っているのだと僕は思っている。

***
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月の写真 [カメラ]

 空を見上げたら、半月が出ていたので、突発的に写真を撮ってみたくなり、バルコニーに一眼レフと三脚を持ち出した。
 露出は、カメラ任せにすると、明暗の差が大きすぎて月が白く飛んでしまうので、マニュアルで試行錯誤して合わせこんだ。
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 トリミングして拡大してみた。
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 使ったのは、普通の300mm望遠レンズ。天体望遠鏡でなくても、そこそこに取れるもんだねえ。ちょっと嬉しい。

 デジタルカメラは、撮った結果がその場で見られるから、露出がオーバーしているなら、その場で修正できる。でも、昔のフィルムの時代は、現像してようやく結果がわかるから、上手に撮れるようになるまでに、ずいぶんとお金と時間を使ったんだろうな、と思った。
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バードウォッチング [カメラ]

 水無川という名前の川は、日本各地に沢山あるらしい。川と名前がついていても、流れは地下を流れる、いわゆる「伏流」になっていて、表面には水が無い様に見えるから水無川。神奈川県にもある。水源は丹沢の塔ノ岳なんだそうな。

 さて、CX3が壊れてしまってから、リュックの中にカメラが入っていない状況が続いている。非常に落ち着かない。「刀を失った武士の気分はこんな感じなんだろうか」なんて想像したりする。そして、なぜか普段使わない一眼レフが恋しくなり、先週の日曜日は、これをもって、撮影の旅(ってほどでもないけど)に出かけてきた。場所は、小田急線の渋沢から秦野の間。この間に水無川の緑地公園が作られている。仕事で一度、ここを通ったことがあって、散歩してみたかったんだ。

 さて、渋沢から北に上って、水無川緑地の端に着いた。全景はこんな感じ。
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 秦野に向かって散歩する。何かいい被写体はないかな~と思ったら、川の中にカモを発見。
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 親子らしい。嘴を川の中に突っ込んで、なにやらしきりに食べている。そんなに食い物があるのかな。
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 子ガモは、親ガモの後を追いかける。おっ。子ガモが飛んだ!
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 毛づくろいする親ガモ。
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 やべっ。目が合っちまった。
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 バードウォッチングって面白い。

 よく考えてみたら、純粋な野生動物って、少なくとも日本には野鳥しかいない。野良犬も野良猫も滅多に見なくなった。(インドには野良牛がいて、市場で売っている野菜なんかを食ってしまうらしいが)野良犬なんか、僕が子供の頃はたくさんいた。でも、どちらかというと嫌われる連中だった。「野鳥を見るのが好き」という人はいても、「野良犬を見るのが好き」という人はいなかったと思う。人間の生活の邪魔をする動物は人間に嫌われる。カラスだって同じである。やつらは生ゴミを食い散らかす。

 いわゆる野鳥たちは臆病で、人間から一定の距離を保ちながら生活しているから、人間に害を加えることは滅多にない。捕まえて飼おうとしても人間にはなつかないから、ペットにはならない。でも遠くから眺めていると、なんか癒されるんだよね。

 「日本野鳥の会」の人たちの気持ちがわかった。

【余談】
 子ガモが羽ばたく瞬間を撮れたので、「もう一回飛ばないかな」と思って、ずっと待っていたが、二度と飛ばなかった。動くものを撮る写真は、静物の写真と違う難しさがある。「シャッターチャンス」という観点だけから見ると、「山」ってのは、被写体としては簡単なものだ。ずっと止まっているんだからいくらでもシャッターチャンスがある。失敗しても撮り直しが効く。だから山に持って行くカメラなんてコンパクトカメラで十分なんだ。レンズだって、そこそこいいし、処理スピードが遅くてもどうにかなる。逆に考えて、険しい山に、苦労して重たい一眼レフを持って行く人は、プロかセミプロ、つまり光学系の性能をぎりぎりまで引き出そうとする人たちなのだろう。
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ああっ CX3が・・・ [カメラ]

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大事件発生。CX3を壊してしまった。_| ̄|○

 いつもリュックの中に入れていたのだが、ソフトケースに入れていたのがいけなかった。上から重いものを入れたときに、液晶パネルを押し潰して、割ってしまったのだ。

 去年の2月に買って、それ以来ずっと愛用してた。山に行くときはいつも一緒だった。いままで手にしたコンパクトカメラの中で最高の性能だった。現役バリバリだったのに、わずか1年で、自分のミスで壊してしまうなんて。こんなことは初めてだ。寿命が尽きるなら「大往生」ってことで納得は行く。だけど自分のミスで死なせてしまった。

ああ、痛恨のミス。_| ̄|○

 藤沢のビックカメラ経由で修理の見積もりを依頼したら、19000円と言われた。全損保証の対象は、修理金額が購入金額の8割を超えたときである。このカメラは購入当時、4万円くらいした。8割にはならなかった。

 この金額を払って修理するか。それとも新しいのを買うか。いろんなことを考えて随分と悩んだ。でも今日、決心した。新しいのを買ってリコーさんの売り上げに貢献することにしよう。そして死んでしまったCX3は、手元に残して、自分に対する戒めにしよう。これからは、もっとカメラを大事に扱わないといけないと思った。自分の手元にずっとあって、いつしかカメラが精密機器だという認識を欠くようになっていた。

 新しいのは、CX3の後継機種にしようと思う。でも、すぐには買えない。そんなに裕福ではない。暖かくなって山に行くようになったら、それに合わせて買おうと思う。それまでは、今持っている別のカメラでなんとかもたせようと思う。
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人物写真を考える [カメラ]

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(上の写真はGWの撮影に使った機材。レンズは、21mm、40mm 、70mmの3本。本体に装着されているのは40mmで、これはパンケーキ型の薄いもの。フィルム時代にもPENTAXはこういうパンケーキレンズを出していて、MXにこれを着けて街に繰り出すのがカッコいいとされていた。憧れたなあ。K-7にパンケーキレンズをつけても、本体が立体的に造形されているので、MX時代よりも厚くなるが、それでも他のレンズに比べれば随分と小型軽量である)

ここからが本題。
 僕が中学生くらいの頃の話だから、もうずいぶん前のことになるが、静岡に住む父方の伯父が、写真に凝ったことがあった。遊びに行ったときに、すごい機材を見せてくれた。彼はニコン派で、一眼レフ本体はもちろん交換レンズも広角から望遠までズラリと揃えて、休みになると、それを抱えて撮影に出かけるのだと言う。最近撮ったという写真を見せてくれた。伯父は「なかなかうまく撮れないもんだ」と自嘲していた。

 その写真は近所の子供を撮ったものだったが、全員が仏頂面をしている。子供の写真は、遊んでいるときの楽しそうな表情がすべてだと思う。しかし伯父の写真は3人の子供を横一列に並ばせて、直立させて正面から撮ったものだった。まあ、そりゃそうだろう。伯父はいつも厳しい顔をしたカタブツで、普段から子供と一緒に遊ぶような人物とは思えない。写真機材を揃えたからと言って、急に子供と対話ができるようになるわけではない。

 さて、ゴールデンウイークに新しい一眼レフカメラを使ってみて、コンパクトカメラと一眼レフの違いを改めて認識しなおした。この違いを敢えて一言で表現するなら、「打率と打数」だろう。

 まず打率について。コンパクトで、「おっ、これは」と思うような良い写真が撮れるのは、10枚に1枚だとするなら、一眼レフなら5枚に1枚くらいかな。(あくまでも僕の場合)これはカメラの、主に光学系(レンズ、プリズムなど)の性能、露出の決め方の自由度の高さ、フォーカスの精度などの作りの良さが効いていると思われる。
 次に打数について。一眼レフの場合は処理速度が速いから、1枚撮ってから、次に撮るまでの時間が短い。 ということは、シャッターチャンスが増えるのである。コンパクトでタイムラグが5秒あるとすると一眼レフは1秒以下である。と言うことはシャッターチャンスが5倍あるから、枚数が5倍稼げるということなのだ。(これは連写モードの話ではなく、ごく普通の撮影モードでの話)

 ちなみにフィルム時代を思い出すと、1枚撮った後で必ずフィルムの巻き上げがあったから、どんなに慣れていても1秒程度のタイムラグはあった。そこへ行くと、デジタルは巻き上げがないから、ファインダーから目を離す必要がない。その分、被写体に集中できる。1秒に1枚なら、ほとんどストレスを感じない。また、それより速く撮りたいなら、連写モードを使えばいい。

 GWの最終日に母のポートレートを撮った。包み隠さずありのままを言うと、高齢者を綺麗に写すのは、若い人の場合に比べて難しい。普通に考えれば、そんなことは当然である。しかもうちの母はデブであるから、輪をかけて難しくなる。しかし高齢者でも、たまにいい写真が撮れることは確かにあるのだ。要は確率の問題なのだから、枚数を増やせばその中によい写真が含まれている可能性は高くなる。下手な鉄砲も数打ちゃ当たる。そして数打つためには処理速度が速くなければならない。

 特に人物撮影をしていて問題になるのは、人間の表情が、カメラの影響を受けるという事実である。カメラを向けて、じーっとしていたら、どんなに愛想のいい人だって表情がこわばってくる。素人カメラマンのモデルは、普通は素人である。写真を撮られるために「笑顔を止める」ことには慣れていない。鏡に向かって写真用の笑顔を作ってみて、それが何秒くらい続くか試してみると良くわかる。僕の場合は10秒くらいが限度だった。カメラに注意が向いているときは、もっと笑いにくいと考えて、笑顔持続時間が一般的に5秒だとしよう。「はい、チーズ、パシャ」と言うのが普通のリズムであって、はい、チーズ、と言った後で、5秒間時間をあけて、パシャ、と撮ったら表情は無くなっているはずである。

 モデルの笑顔が5秒の命で、なおかつコンパクトカメラが5秒に1枚しか撮れない(メモリーに画像を書き込むのに5秒もかかる)ようなら、1回の笑顔について1枚しか撮れない。しかし、一眼レフが1秒に1回撮れるなら1回の笑顔について5枚の撮影が可能になる。その中に、いい写真がきっと含まれている。シャッターチャンスが5倍に増えるとは、そういう意味である。

 結局、打率と打数の掛け合わせによって、一眼レフでいい写真が取れる確率はコンパクトカメラの10倍に跳ね上がる。1枚1枚を比較すれば、コンパクトカメラだっていい写真が取れることはあるし、一眼レフだって駄作になることはある。でも、トータルで見れば、一眼レフの方が圧倒的に有利だということである。

 下は母の写真。場所をあちこち変えて撮ること合計20枚。(レンズは70mmを使用)選んだベストショットが、やっと、この写真である。それでも数枚の中から選ぶよりも20枚の中から選んだ方がいいに決まっている。デジカメは現像代を気にする必要がない。だから好きなだけバシャバシャとシャッターを切れる。「数で勝負」ってことが可能になるのだ。
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(蛇足)
 プロの人物カメラマンは、モデルとの対話が上手である。テレビでたまに映画のポスター撮影の様子などを見ることがあるが、モデルを緊張させないように上手にリードしながらシャッターを切っていく。そしてモデルは、ただでさえ綺麗なのに、それに加えて表情を作るのがとびきり上手ときている。さらにカメラマンは、山のように写真を撮って、その中から一番良いものを選ぶのだ。素人がプロに太刀打ちできるわけがない。
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PENTAX K-7 Limited Silver [カメラ]

 例えば、思春期の頃に死ぬほど恋焦がれた初恋の人がいたとする。そして30年後にその人の娘が、当時の彼女そっくりな姿で目の前に現れたとしたら、一体どんな気持ちになるだろう。とても言葉に出来ないような感動を覚えるのではないのだろうか。

 現れてしまったのだ、娘が。中学生の頃、喉から手が出るほど欲しかったPENTAXの MXというカメラのシルバーバージョン。(これは大人になってから中古で手に入れた)これとそっくりなデジタル一眼レフをPENTAXが出してきた。PENTAX K-7 Limited Silver。見た途端に、中学生に戻ったような気がした。どうしよう、どうしよう。

 RICOHのCX3を買って以来、そのあまりの高性能に、「ここまでコンパクトが進化したら一眼レフはもうほとんど出番がないな」と思っていた。僕は所詮素人だから、素人写真しか撮れない。「一眼レフなみのコンパクトがあるなら、それでいいではないか」と思っていた。しかし事情が変わった。PENTAXのサイトで見つけてしまったのだ。

「限られた者だけに許された上質の輝き。まなざしを支配する鮮烈なシルバーをまとってK-7からリミテッドバージョン誕生。その圧倒的な存在感が、撮るよろこびを超えた手にするよろこびを堪能させてくれます。」

 ・・・だって。一番弱いところを突かれた。みれば見るほど「初恋の人の娘」に見えてくる。くっそ~~~。こんな悩ましい娘をこしらえやがって。

 折りしも、昔一度買ったことのあるMap Cameraというお店からメールが来て、20台限定でこれを売り出すという。PENTAXは1000台限定だというから、1000台の中の20台をMap Cameraが押さえたということだ。行きつけの藤沢のビックカメラで聞いたところ、メーカーには在庫がすでにないという。もう迷っている時間はない。

 ということで、購入! (こういうのを「いいカモ」と言うのだろうか)

 今日、宅急便で届いたので、早速、姿を写真に撮った。いい顔だ。K-7は今のPENTAXの中の最上位機種である。だから性能は今の時代の最高水準を行っていることは確かである。でも何だか撮影のための道具として見られない。宝物に見える。どう考えても山登りには持っていけない。

 とは言うものの、写真を撮ってこそカメラである。たぶん、これから、外出のついでに撮影するのではなく、撮影するために外出することが増えるだろう。

 ボディ↓。
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 愛用の50mmマクロレンズをつけてみた。↓
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デジカメ遍歴 [カメラ]

 僕はデジカメを合計で5台持っている。5台目を買ったところで、ちょっと遍歴を振り返ってみたくなった。

1台目はCanon IXY DIGITAL L2    2005年2月購入(壊れて引退)
2台目はPENTAX K100D(一眼レフ) 2006年9月購入 (現役) 
3台目はPENTAX S7         2007年5月購入 (休眠中)
4台目はOLYMPUS μ1060       2008年11月購入 (現役、第2ステージへ)
5台目がRICOH CX3         2010年2月購入 (これからデビュー)
(実はこのほかにドイツのMINOXというメーカーのライカレプリカがあるが、これはおもちゃなので除外する)

 最初のIXYは、初めて買ったデジカメで、何にでも使っていた。名前にわざわざ「DIGITAL」という言葉をつけているところが5年前っぽい。(と思っていたらDIGITALという言葉は最近の製品でもついていることがわかった。かつてのAPSの名機IXYとわざわざ区別したいのだろうか)このブログは2006年3月に始めたが、初期の写真はこれで取っていた。やがてプラモのマクロ撮影はマニュアルフォーカスと明るいレンズがないと困ることに気づき、2台目(一眼レフ)を買った。手振れ補正がついた初期の機種だった。以後この一眼レフは主にインドアで活躍している。

 そのうち1台目が壊れてしまった。随分とハードな使い方をしてきたが、壊れるまで使うことができて満足している。コンパクトカメラが無いと外出のときに困るので3台目を買った。ところがそのうち、4台目が7倍ズームという凄いスペックで登場した。ちょうど2008年の年末に両親と京都旅行に行くタイミングだったので、これに合わせて購入。以後この4台目はアウトドアで大活躍することになる。このブログの山登りも、徒歩の旅も全てはこの4台目で撮ったもの。このアウトドア活動を通して、前回の記事に書いた、暗いシーンと高速連写が何とかならんものかと思っていたところに、5台目を知ったので購入したというわけ。ちなみに5台目は10.7倍ズームである。

 これからプライベートの主役が5台目に移るので、4台目は会社専用のカメラになると思う。これはマクロ撮影も相当接近できるので、実験の写真を撮るのにもよく使って来たのだ。おそらく壊れるまで使うことになるだろう。また2台目の一眼レフは、先に書いたようにプラモを撮るときは必ず使う。撮影パラメータのマニュアル設定とか、マニュアルフォーカスなど、オートでない部分の使い勝手が非常にいいからである。古いから画素数は600万しかないけど、ブログに載せるには十分である。

 こうして思い出してみると、3台目が不憫でならない。デザインに惚れて買ったはいいが、1年ちょっとで4台目に主役の座を奪われてしまい、そのうち時代が変わってしまった。今では使い道がない。このようなデジカメ遍歴から学んだことは、「機能とデザイン、どちらも自分を満足させてくれるカメラには、そうそうお目にかかれるものではない」ということである。(何だか人間観察をしているみたいだ)

 本来、機器の機能は内側から決まっていくもので、内側を覆うために外側がある。内側(機能)を重視すれば、外側(デザイン)は無骨になる。外側(デザイン)を重視すれば、内側(機能)に制約が出る。両立すれば素晴らしいことだけど、設計はそう簡単ではないだろう。

 以下は自戒を込めて、今後のカメラ購入時の注意点。

 デザイン重視なら選択は簡単で、気に入ったデザインのものを買うだけである。ただ、デザインを全面に押し出したカメラは、機能で特筆すべきものがなく、その時代の平均的なスペックであることが多い。だから、すぐに機能に不満が出てくる可能性がある。いくらデザインが良くても、使わなくなったカメラにはアクセサリーとしての価値もなくなる。

 最初から機能重視で行くなら、製品化されて1年近く経ったものは検討対象から外すべきだ。この分野は進歩が速いから、買うときには最新型を買わないとすぐに陳腐化する。カタログは、最初のページを注意して見てみるといい。そこにそのカメラを開発した目的(=存在目的=消費者に一番アピールしたいこと)が集約されている。技術をアピールしたいのか、デザインをアピールしたいのかが一目瞭然である。

 下は、4台目のμ1060と、5台目のCX3のカタログ。前者は7倍ズームを、後者は明暗の描き分けをそれぞれ見開きで力を入れてアピールしている。

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RICOH CX3 [カメラ]

(注 この記事で言及するカメラはすべてデジタルカメラです。フィルム式カメラではありません)

 藤沢のビックカメラのカメラ売り場に行くたびに、ずっと気になっていたリコーのデジカメ。スペックをみると、なんだかすごそうだ。しかし、洒落っ気がまるで無い。少なくとも女性に人気はなさそうだ。いや、男性にだってなさそうだ。「このカメラの価値がわからない人は買わなくて結構です」とでも言いたげである。でもリコーさん。僕はあなた方の開発したカメラの価値がわかりましたよ。だから買ったのです。

 買ったのはCX3というモデル。まずはこのパッケージ。
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 そして、カメラ本体。
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 他のカメラメーカーが必死になってデザインを追求しているところに、こういう無骨なのがあると、かえって気になるものだ。もしかして、これって凄いんじゃないだろうかと。

 僕は一眼レフを持っているけど、これを外出で持っていくことはない。理由は単純で、重くて大きいからである。特に山登りに行くときは、一眼レフを持っていくことなど有り得ない。撮りたい風景を見つけたときに、胸のポケットからサッと取り出してサッと撮り、また胸のポケットにサッとしまう。これができるためには、レンズが出っ張っていて重いものでは困る。だからコンパクトカメラじゃないと困るのだ。

 じゃあ、実際のところ、「コンパクトカメラは一眼レフに比べてどうなのか」ってことになってくるが、今までの経験から言うと、「カメラの性能を限界まで引き出すような写真では、一眼レフに軍配が上がると思うが、普通に明るい屋外で、静止したものを取る場合は、一眼レフとコンパクトの差は無い」というのが僕の結論である。そして実際、そういう写真は、素人写真では、かなりの割合を占めるものだ。逆に言うなら「普通に明るい屋外で静止したもの」の反対、つまり「室内のような比較的暗い場所や、動いているもの」の場合、コンパクトカメラは一眼レフに負ける。

 まず、動くものの話。例えば鳥や飛行機、電車が走っているときなど、何度も何度も連続撮影をしたいときがあるのだ。ところがオール電子制御のカメラは連写を速くしたいなら、解像度を落とさないいけない。これは処理スピードの問題である。
それから、暗いところの話。山には、どうしても明るいところと薄暗いところがある。薄暗いところでストロボを使うと、昼間であるにもかかわらず、夜のように写ってしまう。

 こういう分野は、コンパクトは一眼レフに太刀打ちできないものなんだ、と半ば諦めていた。ところが、このリコーCX3はこの2つの問題を解決してくれそうなのだ。それは、もちろん、プロの写真家とは違う僕が使用するレベルでの話。

 まず、高速連写では、今まで使っていたコンパクトは5コマ/秒で撮ろうとすると、サイズが300万画素まで落ちていたが、CX3は1000万画素のままでいける。これだけでも凄い進歩だ。
それから、暗い所の撮影について。CX3のカタログの最初に、こんな謳い文句がある。
「暗いシーンをクリアに描ききる 新時代の高感度、低ノイズ性能 もう光にしばられない。---------オールデイ高画質コンパクト、CX3」
 カタログの一番最初にこれをもってくるということは、つまりこの製品の一番の特徴がここだということだと思う。

 店員さんに聞いた話では、従来の機種では、暗い所を撮ろうと思って感度を上げると、ノイズがでて画像がざらついた感じになるものだったが、この機種はこれがかなり改善されているという。

********

 買ってみて、さっそく、暗い場所の写り具合を比較してみた。ただ、技術は日進月歩であるから同じ時代の製品で比較しないと不公平になる。つまりこの比較はメーカー間の比較の他に、時代のハンデがあるので、その点お断りしておく。

カメラは下記3種類。
1.RICOH CX3(新コンパクト 2010年2月購入)
2.OLYMPUS μ1060(旧コンパクト 2008年11月購入)
3.PENTAX K100D (旧一眼レフ 2006年9月購入)

 撮影したのは、室内照明があって、テーブルの上に卓上灯があり、そこに本を開いているところ。「撮りたいけど、ちょっと暗い」という、いかにも有りがちな状況である。ストロボを使えば撮れることはわかっている。でも、雰囲気が全く変わってしまう。出来るだけ、目で見たまんまの絵が撮りたいわけである。

 写真を3つ並べる。撮影は全部フルオート。つまり、ISO感度の設定も、絞りもシャッター速度もフォーカスも全部カメラ任せとした。

室内照明RICOH0062.JPG
室内照明OLYMPUS2280144.JPG
室内照明PENTAX3538.JPG

 CX3が一番自然に仕上がっていると思う。他にも室内照明を消したり、ライターの炎を照明にしたり、といろいろな条件を試したが、どれもCX3が一番自然に写ることがよくわかった。

 どのカメラメーカーも、こぞって魅力的なカメラをどんどん開発している。特にコンパクトカメラはそうで、モデルチェンジが速い。目移りしてしまって、選ぶのが大変だ。でも、結局カメラってのは写真を撮るための道具なので、「どんな写真が撮れるか」を判断基準にすべきものだろう。見かけは地味そのものだけど性能には満足だ。自分の困っていることを2つ同時に解決してくれた。良い買い物をしたと思う。他にもいろいろ機能があるようだから早く慣れなきゃ。暖かくなったら山に持って行けるように。
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小田原城址公園 その2 [カメラ]

(つづき)
 今日は、小田原城址公園では、「小田原城ミュージックストリート」というイベントをやっていた。ミュージシャンが小田原に集まって、町のあちこちで音楽の演奏をしていて、にぎやかだった。城址公園の中庭でもステージが置かれて、ロックバンドが演奏していたが、僕はロックの良さが、あまり理解できない人間である。それよりも中庭のテキ屋や骨董市に心引かれてしまった。こんなことなら、もっとお金をもってくれば良かったな。そしたら、いろんなものを食いまくるのに。僕は、縁日の焼きそばやたこ焼きや、フランクフルトなんかに目が無いのだ。

テキ屋↓
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骨董市のサトちゃん↓
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 さて、置物屋さんで、陶器のフクスケ人形を発見。しかも貯金箱である。貯金箱に目覚めたばかりの僕にとって、その出会いは非常にタイムリーであった。↓
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 店のお兄さんに、「これいくら?」と聞いてみると、2000円だと言う。ちょうど財布に2000円しかなかった。実はテスト撮影で小田原城を撮って、さっさと帰ってくる予定だったので、財布の中身を気にしておらず、余計なお金を下ろさなかったのだ。しかし「犬も歩けば棒に当たる」とは良く言ったものである。店のお兄さんは、たいへん気さくな良い人だったので、写真を撮らせてもらった。いい笑顔だ。↓
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 このフクスケ君の顔。見れば見るほど味がある。哀愁が漂うような、ちょっとヒネたような顔で、是非とも家に持って帰りたくなった。「よし買った!」↓
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 そんなわけで我が家に到着。今日一日活躍したPENTAX M50をフクスケ君に持たせてみた。↓
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