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フルートの分解掃除 [音楽]

 唐突だが、新カテゴリー「音楽」を立ち上げる。実は趣味でフルートを習っている。(とだけ今は簡単に言っておこう)3連休の最終日は、フルートの分解掃除にチャレンジした。

 純銀製のフルートは、長いこと触っていると表面に硫化物がついて黒くなってくる。しかもフルートというのは、メカがごちゃごちゃしていて、拭こうと思っても、メカの奥の方には布が入らない。もともとマメに手入れする方ではないので、汚れ放題だった。下は汚れの写真だが、黒ずみがわかるだろうか。(反射が多くて上手く写真が撮れない)

 こういう場合、メーカーに頼めば、分解掃除はしてくれるらしいが、そうしなかったのは、「掃除のたびにいくらかのお金を払うくらいなら、自分でできるようにしておいた方がいい」と思っていたからなのだ。しかし、自分でやるとは言いつつ、ウン十万円もするデリケートな機構を、素人がやたらにいじっておかしくしてしまったら大変だという躊躇があって、なかなか踏み切れなかったのである。

 今回、思い切って自分で分解掃除をしようと思ったのには、ちょっとしたきっかけがあった。仕事である貴金属製品のメーカーを訪問したときに、工場を見せてもらった。工場の中には、金、白金、パラジウムといった、貴金属がそこらじゅうにおいてあった。
 その中に銀もあったのだが、驚いたのは、新品の銀の輝きってのはすごいということ。金なんかよりよほどまぶしい。ふと思った。「僕のフルートも最初はこんなだったんだよな~」
 それ以来、自分のフルートを磨いて見たくてたまらなくなった。それで、今回のチャレンジに至ったという次第。

 分解する前に、念のために、ばらばらになりそうな部分にテープに番号を書いて貼り付け、ねじひとつはずすたびに写真を撮り、記録をとった。組み立てができなくなったら、恥である。けっこう緊張した。下は胴部管をばらばらにした写真。

 ばらばらにした部品を、ヤマハのシルバーポリッシュでひとつひとつ丁寧に磨いた。そして再組み立てして試奏。全部の音が出た。ほっとした。

 表面に傷がだいぶついているから新品同様なんてレベルには行かなかったが、輝きが戻ったことだけは確かである。やってよかった。