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ロボット大回転レストア(24) [ロボット大回転]

【二郎B】【カム・フォロワー】

 カムは一部欠けていて、前のオーナーが修理した後があった。パテで土手を盛ってある。下の写真の白い部分が、その土手。しかし土手の高さが不均一で、周囲と合っていない。
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 これは脱臼の原因になるので、パテを取り除いてプラ板で作り直した。
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 それからカムフォロワーの突起は、片方がすり減って低くなっていた。カムの土手に何度も乗り上げた結果だと思われる。これも脱臼の原因になるので、プラ板で盛り上げた。
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 今回、記事があっさり終わってしまったので、ちょっと豆知識的に瞬間接着剤について語ってみたい。(工作の好きな人には大して珍しくもない話で恐縮だけど)

 こういう作業をしていると、瞬間接着剤(ここではアロンアルファ)というものがいかに偉大な発明かということをつくづく思う。接着して1分もたてば整形作業に移行できるのだから、これほど便利なものはない。これがなかったら、何日もかかる作業になる。このシリーズではアロンアルファを使いまくっていて、もう3本目になる。特にポリスチレン(注1)はアロンアルファと相性がいい。

 東亜合成のウェブサイトを見ると、ポリスチレンについては、アロンアルファに溶ける物質ということで注意喚起されている。これは、溶けるから着かないという意味ではない。予期せぬ現象が起きるかもしれないから気をつけろという意味だと思う。(注2)

 実際、ポリスチレンにアロンアルファを塗ると表面が溶ける。接着しようとする部材が両方溶けあって、接着剤を媒体にして癒着するように強力に固まる。こういう接着状態を専門用語で、拡散接着というのだそうだ。(この言葉、今回初めて知った)単なる表面のアンカー効果だけでなく、原子レベルの拡散が起こって、融合的にくっつき合うということである。

 上の写真のカムフォロワーの接着が弱弱しく見えて、ちょっと不安になって調べてみた次第。

***
(注1)
 ポリスチレンというのはプラモデルとか、こういうおもちゃとかに使われている、ありふれたプラスチック。ただし、プラスチックがすべてポリスチレンというわけではない。スチロール樹脂とも呼ばれる。これに発泡剤を添加して泡立てたものを発泡スチロールといい、緩衝材や断熱材として使われる。とにかく日常でよく見かけるプラスチック。

(注2)
 予期せぬ現象について。例えば、手違いでポリスチレンの上に一滴たらしてしまったとする。すると、急いでふき取っても、そこは表面が溶けて荒れてしまって研磨しないと元に戻らない。使っているとこういうことはよく経験する。

【余談1】
 ポリスチレンに似た名前のもので、ポリエチレンというのがあって、こっちは薄く延ばしてビニール袋(ポリ袋)の材料にするので有名だが、これはアロンアルファでは全く接着できない。だからアロンアルファの容器はポリエチレンで作られている。

【余談2】
 瞬間接着剤には東亜合成の「アロンアルファ」の他に、セメダイン3000とか、ヘンケル(独)のロックタイトというのがある。でも日本の一般消費者向けの市場シェアは、アロンアルファが圧倒的に高いようだ。

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