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ゲルマラジオ・リベンジ(其の壱) [ラヂオ]

 過去の記事で一度書いたことだが、僕は小学校6年生のとき、初めての電子工作でゲルマラジオを作り、失敗して挫折した経験を持つ。ゲルマラジオは回路が単純だから初心者向けだと思われがちだが、僕はそうは思わない。回路が単純であることは技術的に簡単であるということではないのだ。
ラジオにまつわる思い出話(2)を参照。下記URL。
http://shonankit.blog.so-net.ne.jp/2011-04-10

 ゲルマラジオにはもう一つ苦い思い出がある。このブログを始めるよりもずっと前のことになるが、誠文堂新光社からオーディオクラフトマガジンというシリーズもののムックが発売され、それの第1号にゲルマラジオの特集が組まれた。このときの記事に触発され、小学生の頃のリベンジをしようかと思って科学教材社のゲルマラジオのキットを買って組んでみた。でもやっぱり駄目だった。小学生の頃と同じ挫折感を味わっただけだった。

 なぜ鳴ってくれないんだろう。参考書を読んでアンテナを工夫したり、回路に手を加えたり、いろいろやってみたが、どうにもこうにも鳴ってくれない。折に触れていろいろと自問自答した。そして最近、ふと、ある結論に辿りついた。僕はいままで、ゲルマラジオが鳴らないのはアンテナに不備があるからだとずっと思い込んでいた。しかし、もっと本質的なことに思い当たった。

 それは「ラジオの電波の強さは場所によって変わるもので、その強さに見合った感度のラジオを使えば放送は聞こえる。電波の強さに対して感度が不足していれば放送は聞こえない」 ということ。例えば、僕の家に到達する電波は、放送局の送信アンテナからの距離とか、途中の地形とか建物に邪魔されて減衰した結果、ある強さ(弱さ)になったものである。そして、その強さの電波は、6石スーパーの感度なら聞こえるが、ゲルマラジオの感度では聞こえない。そういう強さの電波なのだということである。

 ・・・そりゃそうだ、そんなの当たり前じゃないか、と言われそうだ。そう。当たり前なのである。なんでこんな当たり前のことに、今まで気付かなかったのだろう・・・・。

 さて、本質的事実がわかったら、次の一手が決まった。電波が減衰するものであるなら、減衰していない場所に自分が行ってしまえばいい。どこかと言うと、放送局の送信設備の直近である。これより電波の強い場所はない。言い方を変えると「電波だけは何も問題のない場所」である。だから、ここで聞こえないとしたら、原因は電波以外のところにあることがはっきりする。実際、今の状況では、電波が悪いのかラジオが悪いのか、はっきりわかっていないのである。(何しろ一度も鳴ったことがないのだから)

 というわけで、関東のAM6局(NHK第1、NHK第2、TBS、文化放送、ニッポン放送、RFラジオ日本)の送信局の位置をネットで調べたところ、僕の家から一番近いのはRFラジオ日本の川崎であることがわかった。地図で調べると、JR川崎駅から直線距離で2km程度のところにある。駅から歩いていけそうだ。

 前日7月14日に準備をした。持って行くものは、下記の通りである。

1)ゲルマラジオ1号
 上述した科学教材社のキットを組んだもの。試行錯誤で回路に少し手を加えてある。スパイダーコイルのタイプ。
01.JPG

2)ゲルマラジオ2号
 前日に手持ちの部品で急遽組み立てたもの。バーアンテナ使用。スパイダーコイルのタイプと感度に差が出るか興味があったので。
02.JPG

3)ループアンテナ
 A4くらいのサイズの段ボール箱(リュックに入るサイズ)にビニール被覆線を適当に10回くらい巻きつけたもの。
03.JPG

4)愛用の6石スーパー
 僕の自宅では、RFラジオ日本の放送は、他の局よりも明らかに音が小さいことがわかっている。これが送信アンテナの近くまで行ったときにどうなるか興味があったため。(写真省略)


(つづく)
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