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直焦点アダプターと月の写真 [天文]

 先日の記事で、昔の天文ガイドを買って思い出探しをしたことを書いたが、ついでに面白いものを見つけてしまった。1976年12月号で、木星はおうし座にいるとの記事があった。木星はちょうど今(2013年2月)、おうし座にいる。木星の公転周期は約12年。1976年12月から約36年前が経過し、あの当時から木星は3回ほど公転して、またおうし座の方向に戻ってきていることになる。

 天体の運行は規則的だからなんら不思議なことではないけれども、自分がふたたび天文に熱を上げたときに木星の位置が同じというのは何か不思議な縁を感じる。しかも僕は生年月日ではおうし座の人間である。こんなときに人は星と自分の運命を関連づけてみたくなるのかもしれない。

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 さて、昔やり残した天体望遠鏡の製作と天体写真をやりたくて、今いろいろと考えている。あまり計画的に進めるのもしんどいので、できるところから手をつけようと思い、まず手始めに天体望遠鏡に一眼レフカメラを結合する直焦点アダプターを作ってみた。これで撮影した月の写真を載せる。
01.jpg
撮影データ: 
ひぐらし(神奈川県藤沢市) 2013年2月16 日 20h 37m
PENTAX K-7 ボディ  6㎝屈経(カートン製) f700mm 直焦点
露出 1/100 ISO 800

 少し引き延ばすとこうなる。↓
02.jpg

 実を言うと、思ったよりも貧相な写真しか撮れず、正直ガッカリしている。ただし僕の腕というよりも機材の悪さに起因する部分が相当ありそうで、改良の余地は十分にある。

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 作った直焦点アダプターをちょっと紹介する。部品は下の写真の通り。黒いプラスチックの部品はPENTAXの一眼レフのレンズマウント(Kマウント)部に取り付けるボディカバー。光沢のある部品は、自分で図面を引いて、知り合いの加工屋さんで作ってもらったもの。
03.jpg

 ボディカバーに穴明け(手加工)をして・・・
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 組み立てたのが下の写真。
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 これで愛用の一眼レフPENTAX K-7と望遠鏡をつなげたのが下の写真。最初の月の写真はこれで撮影している。(内側を艶消しの黒で塗っておけばよかったかな)
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 実は昔やりたかったのは下の写真のようにPENTAX MXと望遠鏡をつなぐことだった。ただデジタルカメラの時代にフィルムカメラで天体写真を撮るだけの根性はないから、こちらは結合が出来ただけで満足することにした。(これだって夢だったんだから)
09.jpg

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 こういう工作をしていると、「こういうのはもしかしたら市販されているのではないか」という疑問が、ついつい頭をかすめるが、今の場合こういうことはあえて考えないことにする。なぜかというと自分で仕様を考えて作った機材が、ちゃんと機能することが楽しいのである。しかもそれは、昔やりたくても出来なかった「青春の忘れもの」でもある。忘れものを取り戻すためには買ってきただけでは駄目なのである。
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コメント 3

るるぶぅ

お久しぶりです!天体ネタは私には難しくて、なかなかコメントできなくてごめんなさい。昔地学博士と言われたことがあったんですけど。天体ではなくて、地層とか岩石とかをよく覚えた気がします。その前のラーメンはとてもおいしそうでしたよ!ほんと、腕をあげましたね!(まだ上から目線?www)
by るるぶぅ (2013-03-01 20:50) 

ひぐらし

るるぶぅさん、天文の話は難しいとのお話について。結構前の話です。会社のある同僚と話をしていたときに、たまたま天文の話になったのですが、その人は、恒星と惑星の区別が曖昧になってました。理科系の大学で、そこそこ真面目に勉強したはずの人でしたが、やはり、使わない知識やら無関心なことは、どんどん忘れてしまうものなのでしょう。昔は暦作りに必要不可欠な学問であったけれども、現代の天文学は、もしかしたら、相当に浮世離れしたものになってしまっているのかも知れません。
by ひぐらし (2013-03-12 02:09) 

るるぶぅ

天文を天体と言っている時点ですでにアウトですね。(笑)子供が最近、はやぶさのビデオを興味深そうに見たり、科学技術の番組をみています。子供のほうが理解するかもしれません。願わくはひぐらしさんのように理科系に進んでほしいものです!
by るるぶぅ (2013-03-12 15:45) 

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