So-net無料ブログ作成

ポルノ解禁 [アダルト]

 ちょっと前のことになるが、安達祐美のお母さんがヘアヌード写真集を出すとかで話題になった。ヘアヌードって言葉も結構古いな、と思った。同時に、そんな言葉が流行り始めた頃のことを思い出した。10年くらい前だっただろうか。

 それより前の時代、ポルノ雑誌で少しでも陰毛が見えると、それは取り締まりの対象になっていた。ところが、あの時代を境目にして、雪崩を打ったように「ヘア解禁」になった。写真家の加納典明氏が「THE TENMEI」というヌード写真雑誌を出したのもこの頃だったと思う。結局、典明氏は暴走し過ぎて逮捕されたようだが、その対象になった露出度は、現在では普通になってしまっている。

 昔は違法で今は合法。でも、法律が改正されたという話は全く聞かない。誰がどんな基準で取り締まりをしているのだろう。根拠になっている法律を知りたいものだが、おそらく、その条文の中に「公開してはいけない性器の範囲」が図解されているとは到底考えにくい。そんな便所の落書きみたいな法律があったら、それはそれで面白いけど。なしくずし的にヘア解禁になったのは、結局、法律があいまいな表現をしているからだろう。(その法律を自分から調べてみようという情熱は僕にはないけど、誰か知ってる人がいたら是非教えて欲しいとも思う。興味がある)

 例えば、手とはどこからどこまでを言うのか。鼻とはどこからどこまでを言うのか。明確な定義はできない。同様に性器とはどこからどこまでを言うのかを定義するのは不可能である。陰毛を見せてはいけないという法律があったとしても、ぎりぎりの線を狙えば、うぶ毛なのか陰毛なのかはっきり区別できなくなってくる。要するに、合法なのか違法なのかの判断は、法律で定義されているのではなくて、人がしているのだと思う。だとしたら? 「ヘア解禁」どころか、いずれ「全面解禁」という事態になっても不思議ではない。

 法律で規制しなければならないのは、「見せてよい範囲」ではなくて、「見ていい人と悪い人」だろう。この辺はアメリカの方が合理的だと思う。暴力や性の描写については、未成年にみせてはならないことを徹底している。日本の場合この部分は無法地帯に近い。でも、政治家が、その分野の法律の整備に着手することはないだろう。外交やら少子化やら何やらで、やらなくてはならない仕事が山ほどあるところに、ポルノ関係の法整備をしようとする国会議員が現れたら、その人は「助平」の烙印を捺され、次の選挙は落選確実である。

 たぶん、国会で「見せてよい範囲」を緩めようとする動き、つまり規制を緩和しようとする動きは起らないだろう。だから、成人向けの雑誌やらDVDやらの業界は、少しずつ少しずつ隠す範囲を狭めていく。気がついたときは全面解禁。そのときに、多分、政治家たちは、駅の売店でヌード雑誌を売ってはならないとか、青少年の目に触れないようなルールを作るのだろうか。規制を強める法律ならできそうな気がする。

ただねえ・・・。成人向けの動画をネット配信している会社ってのは、現時点でも結構あるわけで、サーバーが海外にあれば、違法にはならないらしい。現実問題として日本のアダルトビデオのメーカーが海外に進出してそこから映像をネット配信したら、もう日本の法律なんか関係ないことになってしまうではないか。なぜそれをやらないかと言ったら、その国の言葉やら法律に詳しい人材がいないとか、そんなささいな理由なんじゃないかという気もする。

(余談)胸を見せてもいいけど、性器を見せてはいけないというルールがどうしてできたのか。勝手な想像をすると・・・。昔、子供を連れた母親が、公共の場所で子供にお乳を飲ませるなんて光景は、普通に見られたらしい。今はほとんど見ることはないが、うちの姉はバスの中でやっていた。ということは、胸を露出することは猥褻であると規定するのは無理があったのだと思う。つまり大衆の認識がそうさせなかったのだと思う。しかし。子供が泣いたからと言って、「よしよし、これがお前のふるさとだよ」と言って性器を見せる母親は古今東西いないだろう。ふるさとをみて安心して泣き止む子供もいないと思う。だから性器はだめなのだ。
 では、お尻は? 相撲取りがいる。彼らは、常に尻を出して仕事する。男が出していいなら女だって出してよい。ということで、胸とお尻はOK、性器はNGということに落ち着いたのだろう。
 なお、以上は私の勝手な想像なので、鵜呑みにしないでいただきたい。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0